昨日のNHK番組「クローズアップ現代」で、いくつかの驚きの事実を知りました。
1.外国産木材より国内産木材が安くなった
鉄などと同様、中国の需要増で外国産木材が高騰しているため
2.皆伐(かいばつ)が国内各地で行われている
昔は山から木を1本1本切り倒して運びだしていたが、効率化及び外国産木材との競争のため
山全体を大型建設機械で丸坊主にする皆伐(かいばつ)が多く行われている。
さらに悪いことに切り取った場所に植樹が行われず、丸坊主のままで土砂崩れが頻発している。
3.最近はやりの工法(プレカット)では、高い精度の加工技術が要求されている。
工場ですべて加工し、現場でそれを組み立てる工法であり、加工の精度が高くないと
使えない。湿度の高い木材は、乾燥すると曲がるので使いにくい。
4.国内産木材は外国産木材より湿度が高い。
乾燥させるためには大規模な乾燥設備が必要だが、日本では規模の小さい企業が多く
なかなか設備できない。
1~4により、せっかく国内産木材の価格競争力が増す中、顧客の要求に応えられない
林業の状況がわかりました。また、家を立てるのにカンナ・のみを使わなくなったことが
印象的でした。