昨日、恩師がTVに出ていた
女房が、夕方「沖野先生がテレビに出とるよ、早く観て」と
言ってきた
NHKのローカル版に特集として放映されていた
現役の、米寿のバスケコーチ、として
私は中高とバスケをしていた
高校進学のとき、石川県工のユニフォーム着たくて迷わず進んだ。
行こうと思った一番のきっかけは中2のときに観た石川県バスケ総合選手権の試合だ
いわゆる、大人も子供も併せて誰が一番強いか、という試合で
決勝戦で、石川県工対石川教員が戦った
結果は、石川県工が辛くも勝ったのだった
それを観たとき、俺もあのチームに入りたい、と思った
と同時に、あの年寄りの先生は何者だろうと不思議に思ったのだった
それが、今年米寿の沖野先生だった
先生の口癖は「これで大丈夫ということは、もうーない、最後まで気を抜くな、諦めるな」
だった。
昨日も、TVのなかでそう言っていた。
数年前、当時務めていた病院の集中治療室まえの廊下で、先生にばったり会った
10年ぶりぐらいだった
高齢なので私のことは忘れているだろうなと思いきや
「君は、宇ノ気やったね、がんばってますか?」
私は、もしかしたら今生の別れになるかもしれないと思い、
思わず現役時代のお礼を言った
(正直、そう思えるまでにかなりの年月が必要だったのは事実です)
「今日、私があるのは先生が自分の子供以上に叱っていただいたおかげです、
本当に有難うございました」
「いや、あの時の指導があれで良かったかって反省の毎日で、
君らには申し訳ないことしたって思っています」
とおっしゃいました
私は、もう少しで涙が出そうになったのでした